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ご近所計画宣言!

カルチャーは大都市からやってくるという妄想を捨て、地方こそ独自の文化を世界に発信できる創造性を秘めていると私は確信しています。なぜなら、都市では芸術は資本主義の自由競争の上ではたらく商品だからです。大都市の芸術家に求められるものは、極端な意外性であり、深い思想ではありせん。一方、地方都市では、日常生活は忙しいものの、精神的なゆとりがあり、そこには深く考える時間と空間があります。しかし、他者との競争が希薄なため、表現に「質」の低下がみられ、大都市からみれば田舎臭いと言われるものになりがちです。「質」の向上には作家が批評を受け入れ、作品を改善する作業が大切です。この一連の流れを鑑賞者と共に築けば、問題点が徐々に改善され、すばらしい作品が生まれるでしょう。そこで、私たちはここに「ご近所計画」を宣言し、西日本から世界に芸術を発信する計画をここに宣言します。
1, 表現者と鑑賞者のコミュニティーづくり
芸術において最も大切なことは、創作活動と批評活動をセットにして考えるということです。「表現」に必要なエネルギーと同じだけの批評のエネルギーが必要です。つまり、舞台を作るのと同じぐらい、鑑賞者が意見を述べる場を作る必要があります。まずは、批評・応援するコミュニティーを形成し、現場にあわせたディスカッションなどが必要でしょう。
2, 地方都市巡回
各地方都市にはオリジナルの作品を創作発表するダンス・演劇カンパニーがいくつかあり、それを見る鑑賞者がいます。鑑賞者としてはより多くの作品に出会いたいものの、各カンパニーは1年に1、2本の新作が限界です。そこで、3都市それぞれから1団体の新作を持ち寄り3 都市を巡回すれば、1 団体が3 回づつ公演することになります。地元以外での公演は、作品をよりよくする方法の一つですし、鑑賞者にとっても、作品が巡回することで、楽しみが3 倍になるでしょう。各都市のコミュニティーはお互いに連絡を取り合い、もうひとまわり大きなコミュニティーを形成しましょう。
3 , 西日本から世界へ
ご近所計画で作られた作品は、各都市を巡回することで十分に熟し、大都市に負けない作品に仕上がっているはずです。そこで世界につながるコンペティションやフェスティバルに応募し、この西日本から胸を張って発表しようではありませんか。

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