大脇さんは、漢字が読めなくても、黙読ができなくても、独自の方法で読書をしています。それはすべての書籍をスキャンしてOCR処理し、読み上げ機能で内容を聞くことで、運転中や移動中、就寝前などのシーンで読書をします。
さらに、外国の書籍についても、紙の書籍なら、すぐに諦めているところですが、普段のOCR処理の行程に自動翻訳を行うことで日本語で読むことが可能です。
自動翻訳技術は近年大幅に進歩していますが、やはり自然な日本語で書かれた本と比べると少し読みづらい面もあります。また、複数の自動翻訳サービスが存在し、それぞれ翻訳の精度が異なるため、最適なサービスを選ぶことが重要です。
またOCR化されたテキストは、生成AIで要約することも可能です。特に、英語の内容はchatGPTのようなツールは英語に特化しているため、英語の方が大量に処理が可能で、英語で要約後、日本語に翻訳すると、より効率的に大量の情報を処理できます。このような工夫を駆使することで、多忙な中でも読書を生活に取り入れ、知識を広げることができます。
本まとめはWindowsとAndroidをメインに解説します。MACやIphoneのアプリは読み上げがOS機能を使用しないので、高いわりにフリーズするのでお勧めできません。
Contents
本を自炊する方法
本をスキャンすることを自炊よ呼びます。一般的に自炊方法は二種類です。
- 自炊業者に依頼する
- 自分で自炊する
自炊業者に依頼する場合
依頼するのが簡単でおすすめですが、本は処理裁断されて捨てられてしまいます。
自分で自炊の場合
本の自炊には高速なスキャナーが必要です。もし適切な機器がなければ、多くの時間を費やすことになり、結局は諦めてしまうことが多いです。本気で自炊を考えているなら、高速で効率的な会社のコピー機を使うことをお勧めします。これは、私用コピー機が使える環境がある人にとって大変便利な方法です。
安価なスキャナーでは時間がかかりすぎるため、時間の無駄です。効率を重視するなら、スキャンスナップのfiシリーズのような20万円以上の高性能スキャナーを検討する価値があります。これらの高性能機器は非裁断スキャンでも速く、一冊を約20分で処理することが可能です。
以下は自炊サービスでの方法です。
自炊サービスの手順
1. 自炊サービスを選ぶ
自炊サービス選びは、料金や納期、対応できる書籍のサイズや種類など、さまざまな要素を比較検討する必要があります。雑誌は一般的に受け付けてもらえないため、どのような書籍が対象かもチェックしましょう。
ウェブサイトが美しくても、その見た目とスキャンの品質は必ずしも一致しません。料金が安い、ホームページが魅力的でも、品質が劣る場合や納品に非常に時間がかかるサービスも存在します。実際に一冊無料で試せるサービスが多いので、いくつかのサービスを比較して自分に合ったものを選びましょう。
また、スキャンデータをサービス側のサーバーに保存してもらえるサービスもありますが、ダウンロードやプレビューが遅いため、使用を避けた方が良いでしょう。
特定のサービスについては、言語の対応範囲が広いなど特色がありますが、利用者によっては利用できない場合もあるため注意が必要です。例えば、大脇さんが利用する店では、フランス語やドイツ語のOCRに対応していますが、一元様お断りですので、ここではスキャンピーが無難です。210円でページ無制限でOCRもついてきます。(OCRの制度がもう一つですが普通に読む分には問題ありません。)
2. 本の準備し自炊サービスに依頼する
まとめて送った方が安くなります。サービスによって1冊からできるのはまれで、10冊以上が一般的です。
3. スキャンされたデータを受け取る
スキャンされたデータはダウンロードです。自炊した本は帰ってきません。
英訳方法
日本語の書籍ならスキャンした時点で自分のgoogleドライブにアップロードして終了です。ここからは英訳方法です。
PDFを分割
書籍は一般的に300ページくらいあるので、ここままだとたおページが多すぎて翻訳を失敗します。100-150ページくらいを目安に分割しましょう。
ブラウザでPDFのページを分割する方法
一般的なWindowsブラウザを使用して、PDFのページを分割しましょう。(Macはたしかプレビューでできたはず)
- 分割したいファイルを右クリックします。
- [プログラムから開く]をクリックし、ブラウザを選択します。お使いのブラウザによっては、PDFビューアまたはプラグインが有効になっていることの確認が必要かもしれません。
- ブラウザウィンドウ上のPDFで、印刷アイコンをクリックします。
- 保存先のドロップダウンで、プリンタではなく[PDFとして保存]を選択します。
- 「ページ」のドロップダウンから[カスタム]を選択します。
- 分割したPDFとして保存したいページを、カンマで区切って入力します。「2-6」など、ページの範囲を指定することもできます。
- ファイル名を変更し、保存します。
PDF を Googleドキュメントに変換する方法
- Google ドライブにアクセスします。
- PDF ファイルを Google ドライブに保存します。
- ファイルを右クリックし [アプリで開く > Google ドキュメント] を選択します。
Googleドキュメントで文章整理
PDFをGoogleドキュメントに変換すると、フォントサイズなどの問題からページ構造が壊れます。また改行コードがなくなったりしますので、整理します。整理は本気でやると、何処までも出来てしまうので適当に。
文章整理の作業も、ページが多すぎるとフリーズします。
Googleドキュメント書類合体
まず分割されっている書類をコピペで一個の書類にまとめます。以下が翻訳方法です。
Googleドキュメントを使って翻訳する
- Google ドライブにアクセスし、Google ドキュメントで、ドキュメントを開きます。
- 上部のメニューで [ツール] [ドキュメントを翻訳] をクリックします。
- 翻訳するドキュメントのタイトルを入力して、言語を選択します。
- [翻訳] をクリックします。
- 翻訳されたドキュメントのコピーが新しいウィンドウで開きます。
注意: フランス語などの英語以外を翻訳する際は台紙となるドキュメントの言語設定もその言語、(フランス語ならFrançais)に設定しておく。
必要に応じて再PDF化
読み上げはアプリの方が自分は都合がいいのでPDFに書き出します。手順は以下です。
- Google ドキュメントを開きます。 [印刷] をクリックします。 左側の [送信先] で [PDF に保存] を選択します。 上部の [保存] をクリックします。
ブラウザで読む場合はMicrosoft Edgeが調子がいいようです。
AndroidappはEZpdfが昔から有名な読み上げ神アプリです。
MACやIphoneのアプリは読み上げがOS機能を使用しないので、高いわりにフリーズするのでお勧めできません。
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