京都北区に倉庫を改装記2: アーティストのためのスペースに!

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倉庫・アトリエ改築記。進行状況の報告です。

建屋の裏にたまった土砂は、湿気の問題が深刻です。もし民家として住むつもりなら、頻繁に戸を開閉するので、建物の裏庭から水が湧き出していても大した問題ではないかもしれませんが、倉庫として使用する場合は密閉期間が長いことから、倉庫内の荷物に湿気が影響を与えかねません。

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アクセス確保と作業の進行

友人のアドバイスでは、湧き水を早急に排水することが肝要です。そこで、積み上げた土砂を取り除こうとしましたが、予想以上の量で手ごわい状況でした。そのため、家族に助けを求めました。
作業開始時は、窓からの土砂の運搬を検討していましたが、それはすぐに諦め、たまたま現在はふさがれていた、その昔、通路だったと思われる個所の壁面を取り除いて、建物の裏にアクセスできるような通路を作ることができ、スムーズに作業を行えました。作業は思いの外順調に進み、午前中には1/3が片付けられました。

近所の人からの話や水たまりの様子を見ると、台風などの大雨の際には水が大量に流れ出る可能性があるようです。この問題は梅雨が来る前に解決しなければなりません。

湧水は側溝へ

倉庫自体はかなり古く、屋根の材料も古いものです。一部の柱は最近置き換えられており、かつては風通しがよく、湧き水もあまり問題にならなかったのではないでしょうか?もともと裏の敷地も同じ所有者だったようですが、売却され、土が盛られたようで、壁が上部と下部で年代がうかがえます。この埋め立てたことで、昔よりも水が湧き出るようになり、現在の排水のための地面傾斜では排水しきれないのだと思われます。

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湧き水が出ている穴に配管をつけて側溝に直接流すというアイデアもありますが、配管内で詰まる危険があります。そこで、速やかに排水するためには、コンクリートの床にさらに勾配をつけた側溝を設置し、湧水も雨どいも、側溝に集める方法が考えられます。

構造の検討と必要な修復作業

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建屋の柱のダメージを確認するために、各所に無駄に付いている棚や棒切れなどを外していき、直接柱にアプローチできるようにしました。無駄についている木材や板を取り外してみると、想像以上に柱が腐っており、大量の腐った木材自体はほぼ土になっていました。これは土台材の半分をやり直さなければならないようです。また、柱も下から50cmほどのところまでは腐っているので、いくつかある柱の半分ほどの柱が宙に浮いた状態です。これは水回りを処理してからではありますが、大工にお願いして直してもらわないといけないし、とりあえず鉄パイプで突っ張りをつけないと、屋根が心配です。

足場の準備

それに合わせるように、土曜日の早朝に足場が届きました。ヤフオクで買った足場が届いたのです。屋根の工事や天井の工事をする際に必要になるものです。また、この足場は今後の撮影などでも使いたいと考えているので、かなりお得な買い物だったと思います。工事が終われば、普段は足場は使わないので、使用したい方は、連絡いただければお貸しします。

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